Googleコアアップデート:アグリゲーターサイトの検索順位大幅下落
アグリゲーターサイトの大幅な順位下落
Googleの3月のコアアップデートにより、アグリゲーターサイトやユーザー生成コンテンツ(UGC)プラットフォームが大幅な検索可視性の低下を記録した。Amsive社の分析によると、2,000以上のドメインを対象とした調査で、一次ブランドサイト、政府系ドメイン、コンテンツの元所有者が可視性を向上させた一方、アグリゲーターサイトは軒並み下落した。
YouTubeは567ポイントという最大の可視性下落を記録し、これは12月のコアアップデートでのWikipediaの435ポイント下落を約30%上回る規模だった。Reddit、Instagram、Xなどの主要プラットフォームも同様に可視性を失った。この変化は、AI Content Aggregatorのようなコンテンツ集約サービスにとって重要な転換点となる可能性がある。Googleは「そのモノを所有する企業」を「そのモノについて話すプラットフォーム」よりも優遇する方向にシフトしている。
業界別の影響パターンと特徴
旅行業界では、オンライン旅行代理店(OTA)やアグリゲーターが苦戦する一方、ホテルチェーンの直営サイトが上昇した。TripAdvisorは45ポイント、Yelpは33ポイント、Expediaは33ポイント下落したが、ヒルトンは4ポイント上昇し、NPS.govは9.9ポイントの大幅な上昇を記録した。
求人・教育分野では、求人アグリゲーターサイトが下落し、企業の採用ページや政府サイトが上昇した。Indeedは18ポイント、ZipRecruiterは13ポイント下落した一方、BLS.govは5.4ポイント、USAJobs.govは16%上昇した。ディズニーキャリアは59%、CVSヘルスキャリアは45%という大幅な上昇を見せた。
ヘルス分野では、GoodRxが55%(9.5ポイント)上昇し、NIH.govも9.3ポイント上昇したが、クリーブランドクリニックは12ポイント、WebMDは9ポイント下落した。AI Post Images Generatorなどの医療情報可視化ツールにとっても影響があると考えられる。
今後の展望と対策の重要性
注目すべき点は、一部の大幅下落サイトがアップデート後すぐに回復したことである。RedditやIndeedは可視性が回復し、アップデート期間中の数値が最終的な結果を表していない場合もある。この現象は、Googleのアルゴリズムが継続的に調整されていることを示している。
今回の分析結果は、400以上のサイトを対象としたZyppy社の分析やドイツのSISTRIX分析とも一致している。これらの研究は、タスク完了を可能にする製品やサービスを提供するサイトがオーガニックトラフィックを獲得しやすい傾向を示している。
Googleは3月のコアアップデートで何を変更したかの詳細を明らかにしていないが、旅行、求人、ヘルス、金融、エンターテインメントの各分野で同様のパターンが確認されている。コンテンツを集約・リスト化・コメントするプラットフォームよりも、オリジナルコンテンツを作成・所有するサイトが優遇される傾向が明確になった。
Source: Google Core Update Data Shows Sharp Drop In Aggregator Rankings


